モザイクアートの道具【制作と施工】

モザイクアートの道具と材料

さまざまな左官道具

モザイクアート制作は、専用の割り台が必要とは言え、他の工芸制作に比べればシンプルな道具で、多彩な表現が可能です。
モザイク材料をカットするための割り台、ハンマー、タイルニッパー の他には、制作時にピンセット、ヘラ、モザイクアートを貼り付ける(施工)ための左官コテなどの準備が必要です。

モザイクアートの道具
モザイクアートの道具 タイルニッパー /イタリア製ヘラ(カッツオーラ)/左官コテ/ヘラ/ピンセット
モザイクアートの道具
モザイクアートの道具 セメント/砂/モザイク用ボンド/支持体板/グラスファイバーネット

モザイクアートの下絵作図

モザイクアートの世界では、オリジナル作品を制作するだけでなく、伝統的な古典の絵柄をもとに、デザインを作る場合もあります。資料や、幾何学文様を読み解き、思い描く作品デザインを準備します。

モザイクアートの道具
モザイクアートの道具 下絵制作筆記用具/三角定規/定規/ハサミ/カッター/マスキングテープ/水性のり/水性ボンド/多目的ボンド/テキスト/新聞紙
モザイクアート制作
モザイクアート下絵制作のために、筆記用具も必要 下絵コピーをそのまま使うより、一旦「自分の手で写す」プロセスは大事。原画理解が深まり、本制作の準備につながる。指導法により、様々な制作方法がある

間接技法

絵柄を仮の土台(たいてい用紙の上にテッセラを仮留して絵柄を完成してから、、モルタルで目的の場所や、支持体にはり込む。

モザイクアートの道具 モザイクアート制作 
モザイクアートの道具 制作時、先の尖ったピンセットがあると便利。間接技法では、モザイクピースを画面に固定するために、水性のりを使う
モザイクアートの道具 モザイクアート制作
モザイクアートの道具 施工時は適切な形状のヘラやコテを使い分ける

直接技法・間接技法

モザイクアート制作方法は、直接技法、間接技法などがあります。直接技法とは、モルタルなどに直接固着する技法です。間接技法は、モルタルがすぐに固まってしまう施工性とは違い、図案にじっくり向き合い制作できる技法です。モザイクの街ラヴェンナでは、漆喰のような土台に図柄を作っていく伝統的な時間のかかる技法が引き継がれています。制作の目的に応じ、技法と、接着剤を使い分けます。モザイクアートの支持体は、板が一般的ですが、モルタルで固着する場合もあります。

モザイクアート技法
モザイクアート技法 直接技法制作例 岡田七歩美作品 モルタルを使って、少しづつ作り進める。

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